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今日の給食

 このページの目次
 1,朝ご飯 なぜ食べなきゃダメなの?
 2,給食のある保育
 3,給食の意義
 4,そののランチ


久しぶり 給食を作ってみよう会

 栄養士の山中さんが育児休業から復帰して半年余、久しぶりの「給食を作ってみよう会」が12月13日、保健センター調理室で行われました。
 年長組の希望者を対象に、そのの給食メニューの中から、ひじきご飯、呉汁、さんまの筒煮、キャベツともやしの三杯酢、昆布の佃煮、煮豆の6品に挑戦しました。
 和気あいあいの雰囲気の中、山中さんの手ほどきを受け、またレシピと首っ引きで調理しました。みんなで一つのことに取り組むって楽しいですね。そうやってできた料理の、それはおいしかったこと。みんなで舌鼓を打ちました。

 以下は一参加者のご感想です。
 「やさしい味つけのひじきご飯に、野菜たっぷりの呉汁やキャベツともやしの三杯酢、骨まで食べられるさんまの筒煮。とても簡単にできるメニューだったので、家でも作ってみたいと思いました。
 山中さんの食に対する思いを聞き、そのの子どもたちは本当に幸せだなあと感じました。他の幼稚園では給食と言っても仕出し弁当のようなものを配達してもらうところがあると聞きました。
 そのでは保育中にも給食室からおいしそうな匂いがし、その日のメニューを想像しながら給食の時間を楽しみにしている子どもたち。本当にステキなことだと思います。

 今回のレシピ&今までの献立表を大切に、メニューづくりの参考にさせていただきます。長男がお世話になってから8年分の献立表を、ずっと大切に保管させてもらっています。山中さん、お疲れ様でした。これからも子どもたちにおいしい給食を作り続けて下さいね。(きりん組 O)」


1,朝ご飯 なぜ食べなきゃダメなの?

 食べ物を食べると、腸で消化されてブドウ糖として吸収され血液の中を流れ、体の様々機能を動かすエネルギー源になります。この血液中のブドウ糖の濃度を、血糖値と言います。

 夕食で食べた分のエネルギーは、夜蓄えられているのでしょうか?寝ている間、心臓も動いてるし、呼吸もしているのでエネルギーは必要です。その上、子どもは寝ている間に成長ホルモンが分泌されて成長しています。

 人間の体には、血糖値が下がりすぎない様に、体に蓄えているアミノ酸や、脂肪からブドウ糖を作る仕組みがありますが、子どもはあまり蓄えていないので、1日3回の食事と間食をきちんととって、糖の供給をする必要があるのです。

 【子どもの体】壱

  • 子どもは大人に比べ、体重に占める脳の割合が高いので、エネルギーを必要としています。(大人でも脳がブドウ糖を一番必要としている器官です。)
  • 子どもの発達には脳にその回路が出来ることで作られていきます。
  • 朝ご飯を食べない状態=エネルギー不足の状態は発達にとって阻害要因になりかねません。

2,給食のある保育

 お母さんの心のこもったお弁当っていいですね。遠足のときの喜びようを見ると実感します。
 でも給食もいいですね。みんなで同じ物を食べるので、自分の嫌いなものも友だちの食べるのを見て「ちょっとたべてみようかな」と挑戦する気持ちが出てくるようです。
 友だちとおしゃべりしながら、楽しく食べます。嫌いなものをがんばって食べたときは、

先生がみんなの前で誉めてくれるのもうれしい。
 お弁当は、どうしても子どもの好きな食べ物に偏りがちですが、給食はよく考えた献立で、いろんな食材にふれ、味覚の発達を助けます。選ばれた食材を調理室で調理しますから、有害な添加物や冷凍食品などは一切使わないので、温かくておいしいだけでなく、安全なのが一番です。

    大切な真理・食べる意欲=活動意欲

 食べることに意欲的な子は、活動も積極的です。逆に、好き嫌いが多く、食の細い子は、遊びも不活発であることが多いようです。外で走り回って遊び、おなかをすかせて、もりもり食べる、そんな健康な生活を求めて、食べる喜びを子どもたちのものにしていきたいと思います。
 また、最近の子は好き嫌いが多いため、何か食べさせなくてはと、口当たりのよい、かまなくても食べられるような柔らかいものばかり摂っている傾向があるようです。その結果、あごの力、飲みこむ力などが弱く、舌も未発達で、言葉が遅かったり、発音がはっきりしない子が増えています。
 食べるということは、幼い子どもにとっては、すごく大切なことで、子どものそのの給食はその大事なお手伝いをします。



3,給食の意義


 おしゃべりが楽しい。これも大切。

子どもの健康と丈夫な体づくり

  • 幅広い食品を使用する(偏食をなくす、いろんな食品で栄養を補う)。
  • うす味に慣らす(成人病を予防・その食品本来の味を味わう)。
  • 添加物をさけ、すべて手づくり。
  • 栄養のバランスを考えた献立を作る。

いろいろな食品をおいしく食べる

  • 園内で給食がつくられていることで、おい しそうな匂いがして、何かなぁ〜と期待  感がある「今日の給食なぁに?」と作って いるところを見られる。
  • みんなで食べるとおいしい。
  • 無理に食べさせるのではなく、食べてみ  ようかなと思わせる保育者の声かけ援  助で食事が支えられている。
  • 家ではワガママを言えるところでも、他の子が食べているといっしょに頑張ろうと 思う。
  • いろいろな食品を受け入れられるようになり、食べられたという自信で、子どものその他の生活にも自信が生まれてる。
  • 旬のものをおいしい時期においしく食べ、季節を味わう。

その他

  • 座って食べる、いただきます。ごちそうさま。手を洗って食べる。当番など、一般的なル−ルを集団の中で学ぶ。
  • 保育者がつくり手のはなしをしてくれると、子どもたちにつくっている側への気持ちが生まれる。

     箸を上手に使う4歳児

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4,そののランチ


 今日は三月生まれの誕生会「つぼみのお祝い」の日で。給食は「そのランチ」というすてきなごちそうだった。
 お皿にスパゲッティ−、ウィンナ−ソ−セ−ジ、いちご、コロッケ、それにごはん。コロッケに赤やピンクの小旗が1本ずつ立っている。
 「おいしそう」
 「きれい!」
 と子どものたちは大喜びだ。さっちゃんが自分の旗をとって、先生のところまでもってきた。
 「先生!! これあげる」
 「あら、どうして?」
 「あうちにもっていって、せんせいのあかちゃんに
あげな」
 「ゆきちゃんに? まあ!」先生は感激して、「もら
うわ、先生。さっちゃんありがとうね。ほんとうに、ほ
んとうにうれしいわ」 
 すると、あやこちゃんが、
 「わたし、おねえちゃんのともえちゃんにあげるん
だ」といった。
 「おいら、おじいちゃんにあげる」と、かずおくんもいった。たちまち、
 「わたし、おかあさんにあげる」
 「わたし、 まきちゃん」
 「ぼく、だれにもあげない・・・」 と大さわぎになる。
 あいこちゃんとたかおくんは、その小旗を振りながら、
 「がんばれ、がんばれロボコン」とはやしたてていた。
                         (能登真作著「どろんこ保育のうた」より)


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