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認可保育園と無認可保育園の違いとは?〜より自分に合った職場を探そう〜

保育士として働いている、もしくは、これから保育士を目指す皆さん、保育園にはいくつか種類があるという事をご存知でしたか?
各々の保育園の種類や特徴を知る事で、今後の転職活動に良い兆しが見えるでしょう。
今回は、その中でも認可保育園と無認可保育園の2つをピックアップしていきます。

認可保育園とその種類

認可保育所とは、児童福祉法に基づいて設置されている児童福祉施設の事で、いわゆる保育所と言われるものです。
国が定めたいくつかの基準をクリアする事で認可を受ける事ができ、認可保育園となった暁には国から公費の補助を受ける事ができるのです。

 

保育士にとっては、経営面の安定性から安心して働く事ができる保育園だと思います。
入所希望のご家族からも安心して子供を預けることができる施設になる為人気が高く、より経営が安定するでしょう。

 

満たすべき設置基準はたくさんあります。
まず、保育対象となる子供の定員は60名以上です。
60名以上となると、かなり大規模な施設となりますから、満たすのが難しい基準と言えるでしょう。

 

この定員の多さに加え、施設の面積も大きくなければいけません。
乳児室またはほふく室は0歳児および1歳児一人当たり3.3m2です。
保育室などは2歳児以上の子供一人当たり1.98m2、屋外遊技場は2歳児以上一人当たり3.3m2以上(保育所外の公園などを含む)と定められています。

 

つまりある一定の広さがあり、保育に必要な設備が整っている事が重要な条件なのです。
保育士の人数は0歳児おおむね3人につき1人以上、1歳児および2歳児おおむね6人につき1人以上、3歳児おおむね20人につき1人以上、4歳以上児おおむね30人につき1人以上が必要であるとされています。
少しあいまいな基準ですが、保育園によって乳児の人数が多い施設、幼児の人数が多い施設と特徴が異なりますので、それぞれの保育園によって必要な保育士の人数も変わるという事です。
その他には、施設の衛生管理も基準となっており、安全な環境で子供を保育する事ができる施設が要求されています。

 

しかし、上記の基準は多くの保育園にとって少し厳しいものとなっているかと思います。そのため、2015年度より小規模認可保育園という保育園が新たに認可保育園に追加されました。
保育園の認可基準は年々少しずつ改善されており、より多くの保育施設が認可を摂りやすくなっているのです。

 

定員は6〜19名、職員は認可保育所の配置基準プラス一名と定められています。
敷地面積は上記の物と同様の基準です。この小規模保育園はA型、B型、C型(家庭的保育者が勤務している施設)の3種類に分かれています。
B型は職員の半数以上が保育士であれば認可を受けることができ、C型は家庭的保育者(市町村の研修を受けた保育士、保育士と同等の知識・経験を有する者)が勤務している事が条件となっております。
定員は6〜10名、職員数は0〜2歳児3人に1人でいいとされ、より基準が見たしやすい施設となっております。

 

この認可保育園はさらに、関与している自治体によって公立、私立保育園に分かれます。私立保育園は近年、英語教育に力を入れている施設や小学校の入学に関係する教育が行われる保育園など、かなり施設によって個性が出てきています。勤務する保育士もより高度な術が要求されるでしょう。

 

また、近年新たに出現したのが東京都独自の基準で定められた認証保育園という施設です。
東京都内では定員の基準は満たすことができても、広い施設面積は確保できませんよね。
という事は、どうしても国の基準では設置が困難になってしまうのです。
こちらは企業が運営する保育園であり、企業参入によってサービスに差が出たり、保育料が異なったりと、企業間で競争が働きます。
より特徴的な施設が増え、様々なニーズに応える保育園となっております。

 

認可保育園には様々な形態がありますが、どれも国の承認を受けて公費によって運営されています。
初めて働き始める、あるいは再就職の保育士さんでも働きやすい環境が整っているのではないでしょうか。

 

無認可保育園とは?

無認可保育園、あるいは認可外保育園は、上記のような施設の条件を満たしていない保育施設です。

 

確かに、上記のような厳しい条件を満たすためにはどうしても時間と労力、それから、新たに施設や職員を変えるお金も必要となってしまいます。
そのため、国から認可を受けていない無認可保育園も多く存在します。
無認可であれば保育園の開園までに時間もかかりませんから、比較的簡単に保育園として経営していく事ができるのです。

 

無認可保育園の場合、やはり国から認可を受けていない、基準を満たしていないという事で、保育士さん側も、そして子供を預ける保護者側も少し悪いイメージを抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
預かっているうちにトラブルや、保護者とのいざこざがあった場合にはどうしても保育園全体の信頼が落ちてしまいます。
経営において難しい点も多々あるでしょう。

 

しかし、無認可保育園でも素敵な保育園はたくさんあります。
たまたま基準を満たす事ができなかっただけで、地域に根付いた歴史のある保育園や、保護者からの信頼が厚い保育園もたくさんあります。
そのような保育園に就職する事ができれば、保育士としてさらに成長し、地域に貢献する事ができると思います。
みなさんのイメージで敬遠してしまうのではなく、実際に園の見学をしたり、事前の下調べをしたりするとより良い保育園が見つかるでしょう。

 

また、無認可保育園に関連し、2019年10月より、無認可保育園に対して幼児教育・保育の無償化が行なわれるという事はご存知でしたか?
地域は限定されており、対象となる施設は自治体が決定します。
さらに、すべてのご家族に対して無償化となるのではなく、幼稚園や保育所に通う3〜5歳のすべての子供、そして保育所に通う0〜2歳の子供で、住民税非課税世帯である場合に無償化の対象となります。
保育料に関してもすべて無償化される場合もあれば、数万円までの補助が受けられるという場合もあります。

 

子育てがしにくい、お金がかかるといわれている昨今、子育てをするご家族にとって非常にうれしい制度ですね。
未だ細かい制度の設定は審議中ですが、無償化自体は決定事項でしょう。
先ほどのように少し認可保育園よりは知名度やイメージが劣るかもしれませんが、無認可保育園にも今後スポットがあてられるのです。

 

また、保育士にとっても今後保育の無償化によって働き方や給与が変わってくるかもしれません。
現在の給与が維持されるかは、国からの援助が維持されるのかに罹っているかと思います。
無認可保育園に対して無償化が実施されることは、保護者にとってはいい話かもしれませんが、保育士にとってはまだ不明な点や制度が不十分である点があるかもしれません。
今後も無認可保育園の動向に関して注目するべきだと思います。

 

まとめ

今回は、認可保育園と無認可保育園の2つをピックアップし、各々の特徴と今後の展望をご紹介しました。
保育園にも様々な種類がありますから、保育士の働き方もそれぞれ異なると思います。
転職サイトでは職員数が多い方がいい、又は、少数精鋭の方が落ち着くというような詳細まで、色々と情報を集める事ができます。
今後、新しい制度で保育士の勤務環境も変わりますので、ぜひ転職サイトを転職・就職の手助けにしてくださいね。