保育は大河ドラマのように

3歳児年少組


大河ドラマ
2歳児
3歳児
4歳児
5歳児
オレンジ
卒園児

がんばったおいもほり

 休み明けの火曜日、元気においもほりに行ってきました。朝から長靴とシャベルをうれしそうに見せ合っている子どもたち。朝の集まりで、「おいもが土の中で、みんなのことを待ってるよ。早くほって〜って待ってるよ」と言うと、ニコニコとかわいい笑顔がいっぱい見られました。
 バスの中ではすみれ組と一緒でしたが、「おいもをほるには力がいるんだよ。今日は朝ごはんいっぱい食べてきた? よく寝てきた?」と言われて、どちらのクラスも自信満々に「うん!」と応えていました。
 しかし現実は甘くはなかった…? 畑について、

いざ掘り始めると、おいもの上の方が見えるものの、深くほるのは大人でも大変で、まして子どもたちはとても一人ではほり出せず、あちらこちらで「せんせい!」「いっしょにほって!」「こっちに来て!」の声が上がりました。行ってみると、おいもの頭だけ5つも6つも見えていて、まるで発掘調査中の遺跡のようです。

 担任も一緒にがんばってほり、最初の1本が抜けたときは、どの子も嬉しそうでした。(でも、まだ何本も残っているのが見えるので、子どもたちも手放しでは喜べないようで、子どもなりに慎重なところが感心でもあり、おかしくもあり…)。
 そのうち大きいスコップが登場すると、作業は一気に楽になり、子どもたちの袋もどんどん大きくふくらんでいきました。しかし、今度は袋が重い!重くて持って歩けない! ということで、あちらこちらから助けを求める声が…。よろけて転びそうになる子や表情が険しい子がいっぱい畑でウロウロしており、バスに乗る頃には疲れた様子の子もいました。
 そんなわけで、持って帰ったおいもは、子どもたちの汗と涙、とまではいかなくても、「いっしょうけんめいがんばった」気持が詰まっています。

年長組なら協力し合って掘れるのですが…

 きっとおいしいはずですね。 (たんぽぽ組クラス新聞 2008年11月5日)





楽しかった丸山公園の遠足

 遠足は良天気に恵まれ、楽しく行って来られました。前日てるてる坊主を作ってお願いしてありました。
 ちゅうりっぷ組は1号バスに乗っていきます。先に3号車が、その次は号車が、その後です。出発して少しすると、あれれ前のバスが消えました。「あれえ、どこ?」「あっち曲ったよ」と誰かが…。少し行くと、「見いつけた」「ああよかった」。3台並んだのを見て、誰かが「ならんだ、ならんだ」と歌いだすと、みんなも最後はチュウリップの歌に。

 丸山公園に到着

 歩く順は、すみれ組→たんぽぽ組→れんげ組→なのはな組→ちゅうりっぷ組です。
 池には鴨がいました。「かもさあん」と呼んだり、「あっ、もぐってる」としばらく見ていると、突然現れたのは白鳥でした。「わっ、おおきいね」とみんなびっくり。白鳥はしっぽを振って、「ようこそ、いらっしゃい」と歓迎してくれているようです。
 次は木道を歩きます。「まっすぐまっすぐおばあちゃんの家」と誰かが歌いだすと、次々に歌います。(この歌は、昼寝前の「赤ずきん」の話のとき歌っています)。
 次は森の中です。どんぐり拾いです。あれれ、かまきり、ばった、とかげもいて捕まえていました。

 動物コーナーに到着

 あらいぐまを見て、「ラスカル」と呼んでいました。すると、木の枝の一本橋をスイスイと渡って見せてくれ、「すごい!」と。ミーヤーキャットは、何匹も体を寄せ合って箱の中に入っています。ビニール袋をこすり音を出すと、何かくれるのかと出てきましたが、すぐに箱に。どうやら寒いようです。頭の上にライトがあるところに一匹のミーヤーキャットがずうっと立っていました。見ているとその姿はオペラ歌手のようでした。みんなジーッと見ていました。 ワオキツネザルは、しっぽを体に巻きつけてお家の中に。やっぱり寒いようです。そのほかにもいました。

  "お弁当だあ" 

 丸山公園に到着したとき、「おなかすいたよ」「お弁当食べたいよ」と、何人もお母さんの作ったお弁当が待ち遠しかったようです。「お弁当ですよ」の声に大喜びの子どもたち。アスレチックのところで食べました。
 用意するのは遠足ごっこをしているので、さっさとやっていました。お弁当は好きなものを入れてもらったようです。食べるのが早い、早い。ほとんどの子が完食。みんなにこにこして食べていました。

 アスレチックで遊ぶ

 食事の終わった子からアスレチックで遊びます。「ローラーのすべり台しよう」「いいよ」。「ロープウエイにする」。「アスレチックするよ」と、それぞれやりたいものに行き、楽しんでいました。
 アスレチックに挑戦したかなちゃんとみずほちゃん、やったら途中で怖くなって泣いて、やめるのかと思ったら、全部やりきって、怖かったのとうれし泣き。その顔はとっても輝いていました。みんないつの

間にか、たくましくなってきているんですね。 (ちゅうりっぷ組クラス新聞 2008年11月1日)




嬉しいなお父さん参観

日曜日は朝から蒸し暑く、残暑の厳しい一日でしたが、自由あそびのときから子どもたちと一緒に汗びっしょりになって、ゆらゆら橋やすべり台、砂場で遊んでいるのを見て「私はおじゃまかな」と思ってしまうほどでした。

 参観といっても大好きなお父さん(お母さん)と遊べる楽しみな一日、お父さんのひざの上に抱っこされている時の子どもたちの顔はとても穏やか。

 お父さん(お母さん)と顔を見合わせて手あそびしたり、♪にょきにょき足の大根さん♪のふれ合

いあそびでは、お父さんにこちょこちょされて、からだをくねらせて大笑いしていました。見ていた担任も和子先生もにっこり。
 シーツあそびでは、みんなわれ先に乗りたくて、何人も乗ってしまい、「あらあ、大丈夫かなあ」と正直心配しましたが、さすがお父さんたちでしたね。力強くシーツが左右に揺れてホッ。
 シーツのり競争は狭い部屋でちょっと窮屈でしたが、お父さんたちは本気でがんばってくれました。
 熱気ムンムンの部屋、エアコンをつけていたけれど、まったく効かない。ほんとうに暑いなか、お疲れさまでした。(すみれ組クラス新聞 2008年9月8日)




でも楽しい遠足ごっこ

 早バスで部屋にきたりょうせい君が「雨だね。遠足いけないね」「そうだねえ。楽しみにしていたのにどうしようか?」と言うと、「バスでいけばいいよ」と名案を教えてくれました。
 雨が降っても遠足ごっこは結構です。予定を急きょ雨バージョンに変更、園バックの中にパンを入れ、リュックにして出発です。
 部屋を出て、階段をのぼり年長組の探検です。らいおん組、きりん組、ぞう組、くま組、4クラスともなにやら色塗りをしています。ようく見ると地図のようです。そうなんです。5日後に迫った金勝山への山登りの地図を作っていたのです。 

そんな様子を見ながら、見晴らしのいいベランダから「ヤッホー!」
 それから年中組の部屋を回り(誰もいない、うす暗い部屋でしたがお邪魔してしまいました)、そして次に向かったのは職員室です。延長先生と石原先生が「よく来たね」と、みんなを招き入れてくれました。狭い職員室に入り、園長先生一八番のブタの手遊びを一緒にしてもらい、子どもたちは大喜びです。
 その勢いでホールに…待ちに待ったお弁当です。リュックに入れたパンと、ウインナー、ふかしイモ、板ずりきゅうり、牛乳、オレンジデザートまで着いたお弁当にさっそく舌づつみ。

 いつものことながら「お代わり」の連呼で、担任も助手の先生もゆっくり食べている暇はないのです。
 でも、部屋の中でイスに座って食べるのと違って、場所を変え、みんなで輪になり、わいわい言いながら食べるお弁当は、やっぱりおいしいんですよね。欲を言えば、青空の下でシートを広げて食べたかったなあ…なんて。しかし、雨なら雨なりに楽しめるものなんですね。
 真似っこの遠足だけど、気分は遠足そのものなのです。食べ終わって部屋に戻る頃には雨は上がっていました。秋の遠足が楽しみです。(すみれ組クラス新聞 2008年5月15日)




ドキドキ!一日目のたんぽぽ


       2日目(4月9日)のたんぽぽ組

 まず到着したのは黄バスのけんご君、れい君、「昨日くつ入れた場所、覚えてる?」と声をかけるとニヤッとしてうなずくけんご君でしたが、片方ずつ段の違うところに入れています。(わざと?)もう一度声かけすると、揃えて入れることができました。れい君もコアラのマークを見つけて、「ここ」と入れました。
 すぐにゆみちゃん、こう君、ゆいちゃん、ねねちゃんも続々到着。「マーク覚えてる?」と聞くと、「アイスクリーム」「さくらんぼ」と探し始めました。ねねちゃんは、もう場所が分かっていて、自分の靴を持ったまま、友だちのマークを探すお手伝いをするという落ち着きぶりです。

 こう君は中のおもちゃを気にしながら、急いで部屋に入りました。そして、ちょっとめそめそしながらかける君が到着。でも、しばらく抱っこしていたら、だんだん話しかけてくれるようになり、周りにも目が向いて、自分から下りて遊び始めました。
 次に着いた緑バス。ひなちゃん、こうたろう君、ゆうさく君、としひで君、ようすけ君がにぎやかに部屋に入ってきました。「ひなちゃん、どこだったかな〜」と声をかけつつ見ていると、かなりハズレたところを探しており…「こっち、こっち」と言うと、「あったね!」とニコニコ。すぐにもりもりのところへやってきて、ジーッと顔を見つめるこうたろう君。かなり目力(めぢから)を感じました。
 仲よしのゆうさく君ととしひで君は、すぐに二人でウレタン積み木で遊び始めました。「きょうは園服を脱がないでね(他のクラスの先生がわからないので…)」と言う間もなく、なんとかレンジャーの上下に変身していたとしひで君です。ようすけ君も「もりもりってどんなヤツ?」という顔で、ニヤニヤしながら近づいたり離れたり。
 部屋に入ったもののちょっと泣きそうなげんき君。「げんき君、げんきない?」とくだらない冗談のような声かけをしてしまい、「んー…」と思った担任ですが、しばらく抱っこしていたらだんだん好きな遊びが見つかって、友だちと一緒にウレタン積み木を始めていました。
 こうして早バス13名、とくに泣き続ける子もおらず、にぎやかに遊んでいると、黄緑バスで、ほのかちゃん、むつみちゃん、ゆかちゃん到着。「ほのかは、帰りはオレンジなの」と、ちょっと自慢げなほのかちゃんです。むつみちゃんはちょっと不安そうな顔ですが、自分で靴を入れて、かばんかけを探しました。ゆかちゃんは、「かわいいぬいぐるみ〜」と言って、お気に入りを探し始めました。


         2日目、砂場のたんぽぽの子

 最後にかいじ君、みれいちゃん、こうすけ君がたんぽぽ組に着いて、全員集合です。すぐに「昨日のおもちゃ〜」と言って探し始めたかいじ君。「おはよう」と声をかけると、「おはよう」とにっこり笑ってくれたみれいちゃん。ちょっと慣れない様子でキョロキョロしていたこうすけ君。

 「ねえ、みんな知ってる? 今日はおやつがあるんだよ」の一言で、みんなの動きがぴたりと止まりました。「だから、始まりの前にトイレに行って、それから手を洗ってね」。すると、何人かはトイレに行き、手洗いは全員ができました。
 紙芝居「ごきげんのわるいコックさん」を読んでから、輪になっておやつを食べました。何度もお代わりする子がいて、「さっきお代わりしたよね?」と言

うと、「ううん」なんて首を振りました。「したよ」と笑うと、「ばれたか〜」という顔をしていました。(ひよこ組から上がってきた男の子はこんな感じ…。)

 おやつの後は雨なので室内で新聞遊びをしました。ビリビリに破って「おめでとう!」とばらまいたり、ばらまかれた紙片を山にして中に隠れたり。「ワニ〜」と言って紙の中を泳ぐ子もいれば、押し入れの下に紙を集めて、巣(?)のようにしてじゃれあっていたり。たんぽぽ組初めての活動でしたが、楽しめたのではないかと思います。
 そんな中、みれいちゃんがきりん組のお姉さんを思い出してか、「あーちゃん、ママー」と泣き出してしまいました。つられて、睦ちゃんも泣きべそに。でも、バスを待つ間、みれいちゃんはお姉さんがたんぽぽ組まで来てくれて、落ちついてままごとをしながらバスを待ちました。むつみちゃんも担任のひざの上では泣きやんで、「明日も来てくれる?」と聞いたら、「うん」とうなずいてくれました。よかった。
 (たんぽぽ組クラス新聞 2008年4月9日)


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  3歳児の特徴

 おとなに命令されるのが大嫌い。「ぼくがする」「わたしがする」と強情に自己主張します。それだけ回りが見えてきたし、できるようになってきました。3歳児はケンケン跳びができるし、やがてスキップもできるようになります。自分勝手・わがままのよう見えて、友だちといっしょにいたいのも3歳児の特徴ですね。ごっこ遊びが楽しくなってきます。話せる言葉は800〜1000語、理解できる言葉はその3倍といわれます。手を焼くことも多いのですが、急速に力をつけるこの時期、かれらのすべてをそっくり受け入れ、忍耐強く、愛情深く、自我の確立を助けていきたいですね。


年少組の保育にあたって

 おとなに依存していた生活から、自分の力で行動することによって、まわりの世界もどんどん広がっていきます。自分で見たり、試したり、つかんだり、壊したり探索します。自分を中心とした世界から、まわりに働きかけながらまわりの世界を知っていく3歳児です。 一学期は、園の新しい生活に興味深く、なんでも体当たりで試してみる子、こわくて泣く子、今までと違う大勢の仲間の中で、どうしていいか戸惑っている子など、いろいろです。「大丈夫だよ」と一人ひとりの子をうけとめながら、安心して生活できるようにしていきます。砂、水、泥あそびなど開放的なあそびを前面に、散歩、追いかけっこ、くすぐりっこなど、先生を中心に、一緒にいると楽しいと思えるように、いっぱい遊びます。

     砂場が大好きな3歳児

 二学期は、友だちが大好きになっていきます。変化のある場所の散歩や、ごっこあそびを通して友だちと共感し、「一緒にやった」満足感を味わえる活動を積み重ねます。友だちとのかかわりの中でトラブルも多くなりますが、自分の思いを言葉で伝えたり、相手の言いたいことも聞こうとするように、先生が間に入って働きかけます。
 三学期には、足腰も安定してきて、見のこなしが巧みになります。手指の動きもスムーズになり、身の回りのことがおとなの励ましで自分でできるようになります。ごっこあそびやルールのあるあそびも、4〜5人の集団で、おしゃべりしながら遊べるようになるでしょう。 できるようになったことを、ほめて自信にし、友だちと遊ぶことが大好きな子になってほしいものです。

                                             
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私たちの大河ドラマ(3歳児の巻

月 

 月 の ね ら 

   指  導  の  重  点

一学期 新しい生活になじむ

4月

よろこんで登園する

  • 先生となかよしになる
    先生といっしょに楽しい遊びをする
    先生といっしょに身の回りのことをする

5月

なんでもひとりでしてみる

  • 先生といっしょによろこんで遊ぶ
  • 開放的な遊びをする
  • 簡単なきまりを分からせる

6月

自分のすきな遊びをする

  • 友だちのやることに興味をもち、自分もやってみる
  • 自然の中でいっぱい遊ぶ
7月

友だちのなかで遊ぶ

  • 生活や遊びのなかで、先生や友だちに自分の気持ちが言えるようにする
  • 先生が話しかけて、言葉を引き出す
  • 友だちに「いれて」「かして」が言える  

二学期 みんなといっしょにできる楽しさを知る

9月

すきな友だちを見つけて遊ぶ

  • すすんで友だちと遊べるようにする
  • 友だちと手をつなぐ遊びをする
  • 追いかけっこなどで友だちに親しむ
10月

力いっぱい遊ぶ

  • みんなが活発に遊べるようにする
  • からだを思いっきり動かす遊びをする
  • できたことをみんなでほめる

11月

のびのびと表現活動をする

  • 一人ひとりの表現を大切にする
  • まねっこ遊び、ごっこ遊びなどをたくさんする
  • 遊びが工夫されるように仕向ける

12月

すきな友だちといろいろなごっこ遊びを楽しむ

  • みんなと生活する喜びが分かるようにする
  • みんなと同じことができることを喜ぶ
  • 喜びを言葉で表現できるようにする

三学期 自分ででき、自分の気持ちが言える

1月

約束をまもりながら、遊びの輪を広げていく

  • 先生に話したり、話が聞けるようにする
  • 先生の話をよく聞く
  • 生活体験をもとに約束をきめる

2月

積極的に遊び生活する

  • すきな遊びを通して友だちを広げる
  • ごっこ遊びや簡単なルールのある遊びを楽しむ
  • 想像力を大切に、作ることを楽しむ

3月

進級する喜びと期待を育てる

  • 自分でできるようになったことに自信をもたせる
  • 一年間にできるようになったことをほめ認める
  • 進級したら何がしたいか話し合う

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