保育は大河ドラマのように

延長保育
(オレンジ)


大河ドラマ
2歳児
3歳児
4歳児
5歳児
オレンジ
卒園児

夏やすみはぼくたちだけのもの

 朝8時。夏休み特別保育のオレンジに、子どもたちがぼちぼちやって来る。
 先生は最初にプールに水を入れる。大きな水音が静かな園庭に響き渡る。前日水を抜いて洗ってあるので、きれいなタイルのザリガニやカエルの絵に水しぶきが撥ねて美しい。

 涼しい時間、子どもたちはケヤキの大木の下でセミを探す。抜け殻が見つかるところをみると、セミたちは結構羽化したのだろうが、鳴き声は20年、30年前と比べると、格段に少なくなっている。
 それでも、時おり子どもたちの網にかかる間抜けなセミもいる。「ヤッタァ」…大事に牛乳パックにしまう。もう宝物だ。捕れても捕れなくても棒の長い網をもって歩くだけでも楽しいのかもしれない。
 ターザンロープでターザン遊びをしている子どもたちもいる。ふだんは340人もいる「その」に、特別保育は30人余りの子どもたちだからゆったり遊べるのがいい。

 プールが始まった。年長も年少もいっしょのオレンジだから、異年齢の面白さもある。
 大きい組の子たちがフラフープの輪をくぐって遊んでいるのを、小さい組はうらやましそうに見ている。ふだんのように次に入るクラスに追われることもないので、ゆったり、のんびり水とたわむれて遊ぶ。
 たっぷり水遊びを楽しんだ後は、最高の楽しみ、お弁当の時間だ。お母さんたちは大変だろうが、見るからにおいしそう。給食もいいが、たまにはお弁当も子どもたちにはうれしいようだ。
 いっぱい食べて、ひと遊びして、空調の利いた広いホールで昼寝をした。目覚めれば、また遊べる。




最近のオレンジの様子

 寒さに負けず、雨の日以外は元気いっぱいに外で遊びながらお迎えを待っているオレンジの子どもたち。先生と一緒にお店屋さんごっこ、縄跳び、コマなどをして過ごしています。
 「おいしいチョコができたから食べに来て」と誘われて行ってみると、ござを敷いてお店を開いています。平均台をカウンター代わりに品物豊富に並んでいて、端から何が並んでいるかを教えてくれたりもします。食べているといろいろ勧めてくれて、お腹いっぱいにしてくれます。
 職員室の前から「ちっちぃのちっ」と声をあげて、誰が一番になるかとベイゴマ勝負をしています。

 たまには園長先生が参加して「ベイリーグ」をしています。勝った子は得意になって、冠をかぶって次の勝負に挑んでいます。
 4月、5月の初めの頃は、まだ新しい環境になじめず、不安いっぱいで泣いていた子もいましたが、今では好きな遊びを誰とでも仲よくできるようになりました。
 オレンジはひよこ組(2歳児)から大きい組まで異年齢で遊ぶので、大きい子の遊びに興味を持ち、できることは真似をしながら遊んでいます。オレンジの2歳児、3歳児でコマを回せる子が結構いるのは、大きい組の影響もあるでしょう。大きい子も優しい気持ちで小さい子に接してくれています。(オレンジ坂倉)


どろ遊びも緑陰で のんびりオレンジ保育

 延長保育(オレンジ)の子どもたちは、バス通園の子どもたちが帰った後、オレンジ専用室に「ただいまァ」と帰ります。

 それからお母さんが迎えに来る夕方まで、異年齢で一緒に遊びます。
 絵本を読んでもらい、手作りのおやつを食べると、室内で紙やブロックで遊ぶ子、外へ飛び出す子、それぞれに自由な楽しい時間を過ごします。
 夏休み中の特別保育期間は、お弁当持参で、一日を過ごしています。


異年齢で遊ぶゆったりした時間

 オレンジ(延長保育)の子どもたちは、バス通園の子どもたちが帰るころ、「ただいま」とオレンジ専用室に帰ってくる。今は30人あまりだが、正規職員2名とパート1名の3名の先生が迎え入れる。
 お母さんが迎えに来るまで、2時間〜3時間、異年齢で遊ぶ。一応、2歳〜3歳児と4歳〜5歳児の二つに分かれて生活しているが、おやつの時間や絵本の読み聞かせなど、入り混じる時間も少なくない。
 クラス単位の一日の活動が終わった後だから、家庭と同じように緩やかに生活する。それが帰ってオレンジの生活を楽しくしている。

 大きい組が長縄跳びをしていると、歌に合わせて順番に跳ぶのが楽しそうなので、2歳児(ひよこ組)のゆりかちゃんが「入れて」という。無理とは思ったが、先生が縄を回すと、2回くらいは跳べる。何回やっても跳べるから、これは本物だ。
 大きい組は厳しい順番を守って遊んでいるのだが、小さい子にはやさしい。ひよこ組には横入りも大目に見る。
 小さい子は大きい組の刺激で、コマに挑戦するなど、未知の世界が開かれるし、大きい子たちは自分より弱いものへのいたわりの心を養う。オレンジの子は幸せだ。



 オレンジ組は、お母さんが働いているなどの事情で延長保育を受けている子どもたちの夕方のクラスです。
 朝のクラスの友だちと「さようなら」をした後、オレンジの専用室で、オレンジの先生(3名)の指導で、両親のお迎えまで遊びます。
 異年齢の集団で遊び切る生活は、どの子をも生き生きと輝かせています。


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