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また、能登先生も私のことを覚えていてくださり、入園説明会の時には「夕紀ちゃんの好きだったワンタンスープはまだ給食の献立にあるよ」と教えてくださいました。
バス停のお母さんたちにその話をすると、「私は自分の幼稚園の時のことなんてほとんど記憶にない」と、みなさんおっしゃいます。それだけ、「子どものその」での体験は私の記憶の中にしっかり刻まれるほど強烈なものだったのかもしれません。
子どもにもそんな楽しい思い出をたくさん作って欲しいと思い、迷わず「子どものその」に入園を決めました。海成は早生まれ、頑固な性格ということもあり、色々ご面倒をかけているみたいですが、のんびり、彼のペースを受け止めて「その」へ慣れさせようとしてくださる先生や職員の皆様の努力のお陰で、入園して二ヶ月近く経ち、ようやく海成なりに「その」の生活を楽しむようになってきたみたいです。家では「はるってすてきだね」を歌い、マイクを持ってはバスの点呼の真似をしています。給食も初めは食べなかったようですが、最近では好きなおかずをおかわりできるようになったみたいです。
何より驚いたのは、テレビを全く見なくなったことです。代わりに絵本が大好きになりました。本屋さんでは「その」で読んでもらった本を「これ○○先生が読んでくれた」と教えてくれます。おもちゃ売り場でも「買って〜」と泣くことなどない海成が、絵本コーナーを離れたくないと大泣きします。絵本というのは子どもにとって楽しいものなのだなと改めて感じ、今までビデオを見せていた自分を反省しました。きっと、母親や父親に添い寝してもらい、すぐそばで読んでもらうのがうれしいんですね。
入園二ヶ月でこんなにも変化あるのに夫婦ともに驚いています。これから、ますます楽しい行事があると思いますが、親子でたくさんの体験をして、海成が30歳になったとき、「その」の色々なことを思い出せるくらい、すてきな園生活を送って欲しいと思います。
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