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先日、高知で開かれた全国教育研究集会に参加しました。 @父母同士で行事を作ることの難しさ 最近、行事の中心になる父母の精神的な負担が非常に大きくなったいます。行事をどう進め、いかにそれを伝えるかに悩み、完全なマニ |
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ュアルにしたり、人間関係に相当気を使っています。また、あまりにも全力投球しすぎて、終わってから「大変だった」という思いが強く残ります。 A親子そのまつりとは 親子そのまつりは、あそびを親から子へ受け継ごうと始まった行事で、今回28回目となります。ここ数年は、「大人も遊んで、あそびの楽しさを知る」ということに重点をおきました。それは子ども時代にあまり遊ばなかった世代が大人になったために、テレビやハイテクでは遊べても、本来のあそび(ごっこや伝承あそび等)になかなか共感できず、子どもが分からないという親が増えているからです。 B実行委員があそびの先頭に 中心になって進めるのは、各クラスから選ばれた実行委員のお母さんです。全体のイメージを考え、担当種目を決め、クラスの練習計画を立てます。この実行委員が準備に追われ「たいへん」という思いにならないように、実行委員会の方法も考えました。会議の最初に、まず遊んでみる、そのことで実行委員自身があそびの魅力を実感できればと思いました。「草花あそび」「あやとり」「ぶんぶんごま」などを楽しんで、「失敗は成功のもと」「奥が深い」と身をもって体験しました。 |
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C伝承あそびに触れて大人も変わる 種目が決まって、まつり当日までは約1ヵ月、この間にクラスごとに練習を重ね、あそびに対する思いが変わってきました。 |
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みに職場の仲間と練習したとか、子どもが寝静まってから密かに泥だんごを磨いていたお母さんなど、大人が夢中になっているという話も聞きました。 Dみんなが夢中になれる楽しい出番を用意して 以上が私のレポートの要旨です。研究者として教研に出席した加藤繁美氏は、「園が行事をお膳立てするだけでは親は変わらない。参加や協同という形で、主体者として関わることが大事なのでは」「保育者は控えめに、しかし積極的な関わりが必要」と話されました。 父母との協同、地域との連携をいかに育てるかという問題を改めて考えました。忙しい毎日で、行事や運動を進める難しさはありますが、みんなが夢中になれるような楽しい出番を用意しながら、保育や子育てを日常的に話し合えれば、新しい力はきっと生まれるし、みんながそれを求めていると思います。 |
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みんなのアイデアがいっぱい |
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全国幼年教育研究協議会で「その」の石原雅子先生と内山美恵子先生がおこなった実践報告の要旨は次の通り。 ■なぜ人形劇にとりくむのか |
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その中で一人ひとりのいいところが発揮できる。 ■人形劇に主体的に取り組む”カギ”は話し合い活動 ■登場人物についての話し合い |
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Q1.どんなおおかみ? この中でA君の意見にみんな「そうなんだよ。すごいよね、このおおかみ」「普通なら死んでいるよ」と言い |
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合って、感心していた。ファンタジーと現実の世界を行ったり来たり自由にしているこの年齢独特の捉え方がおもしろい。白けたり、そんなことあるわけないと否定するのでなく、「すごいおおかみ」と自然に受け止めている。 Q2.どんなお母さんやぎ? Q3.なぜお母さんやぎは頭がいいと思ったの? Q4.どんなこやぎ? |
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D君が絵本の中と裏表紙に描かれた小さな写真をさして「これ誰かな?」と訊いた。事前にD君が質問したので、「みんなに聞いてみよう」と話し合っていた。 Q5.これはだれかな? にんまり笑うD君。そして「おれも考えていたんだ」というE君。あっという表情の子どもたち。 *お父さんは、おおかみに食べられたんだよ! |
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Q6.じゃあお母さんが草を取りにでかけるとき、どんな気持ちだったかな? Q7.どうしておおかみはお母さんやぎが出かけたのが分かったのかな? ■話し合いの素晴らしさ、発想の豊かさ |
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■当日の子どもの様子 |
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間違えてせりふを教えたり、ペープサ―トをひとつ忘れてきたり…。そんな担任が起こすトラブルをものともせず、子どもたちは見事に演じ切ったのだった。いつも以上に大きな声で一人ひとり個性を出して。少々のトラブルにへこたれず、自分の役割をちゃんと意識して人形劇をやり遂げた子どもたち。一番ドキドキするという、幕前での自己紹介も実に落ち着いてでき、拍手喝采を浴びた。 ■人形劇の活動を通じて育ってきていること、大事にしたいこと |
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この人形劇の活動を通じて、私たち担任が改めて認識したのは、子どもたちの発想の豊かさと自由さである。いろんなアイデアがどんどん出てくる。それは小さい頃からたっぷりとごっこ遊びを楽しんできたからなのだろう。何でもありの世界で自由にイメージして遊んできた子どもならではの感性。 |
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6年生の集いで 能登理事長 |
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元気な顔を見せてくれて、ありがとう。みんなが卒園して6年経ちました。 |
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それは先生たちが、幼児期は遊びの中でこそ「生きる力」を獲得することができると考えたからです。「生きる力」とは何か。それについて私たちは3つの要素でとらえていました。 その第一は、旺盛な知識欲です。新しい知識を獲得する喜びがいきる力になる。君たちは散歩に行って花を摘んだり、虫を捕って遊んだりしながら、いつも「発見」の感動を味わい、意欲を育てたのです。 |
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子ども本来の姿を求めて 子どものその主任 深野和久 今年の子ども白書に「子どものからだ調査2000」が発表されました。これは最近増えているからだの異状について、全国の保育所から高校までを対象に調査したものです。 |
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この中で特徴的な結果は「すぐ疲れたと言う」項目が、保育所から高校までいずれも上位(保育所では第1位)に上げられていることです。 たとえば、トノサマバッタを捕まえるときのことですが、目はバッタの素早い動きを追いかけながら、草や土手の斜面を右へ左へと方向を変えながら走り回り、最後は足音を立てないようにそ―ッと近づいてパッと手をかぶせる…身体全体のしなやかな動きが必要なのです。 |
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「子どものそののめざす子ども像」 30年前、創業期に制定された「めざす子ども像」は、総合的で系統的な保育計画の出発点となったものです。いまこの時点で改正した意 図を簡潔に述べます。(子どものその主任 深野和久) |
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3年前の総会で、「社会の変化に伴って子どもたちが変わってきた」ことを問題提起しました。衝動的で攻撃的な子、ぼんやりしていて周りと関わろうとしない子、排泄や食事などの生活面でつまづいている子などが目立つようになってきたのです。 3歳児では好奇心が旺盛で、出来ても出来なくてもやってみたい、出来ないと怒ったりするのが普通の姿ですが、このごろは「わからない」「できない」と初めからやろうとしない子がいます。 私たちは、「子どもらしさ」とは何かということを真剣に考えました。 |
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理事長 能 登 眞 作 |
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食べる意欲=活動意欲 食べるということは人間にとって基本的な要求なのに、それが育たないのはなぜでしょうか。 いろんな食材に触れ、味覚を発達させることも大切にしましょう。口当たりのよい、のど越しのよい、柔らかいものばかり食べていると、口腔の神経やあごの骨格、噛む力が育たず、発音や言葉の遅れにつながる場合もあります。 家庭の中でも食生活を大事に位置づけたいものです。おふくろの味は、その家ならではの食文化です。今はお父さんの通勤の都合で家族そろって食事できない家庭が増えています。お母さんと子どもだけでは簡単に済ませがちになります。せめて朝だけでも家族全員で、手抜きしない食事をしてはどうでしょうか。 眠くない子を寝かせるのは難しいが、眠い子を起こすことはできるといった人がいます。朝早く起きるのは健康な生活リズムをつくる上で、ひとつのカギになるかもしれません。(年少組合同クラス会での能登理事長の発言から) |
11月16日に広瀬恒子さんをお招きして、「子供はいつでも楽しいことが好き」という題でお話をして頂きました。広瀬さんは、親子読書地域文庫全国連絡の代表、そしてなかよし文庫の主宰など、長年子どもたちと本に関わってきた方です。広瀬さんはこの子どものそのには今回で三回目の来園になります。 子育ての中で絵本の果たす役割 次に絵本を紹介しながら、子どもと絵本についてお話されました。 絵本との出会いを大切に 読み聞かせのナマで触れ合う暖かみ 読み聞かせをすることで、子どもにとってどんな力になるのか、お話していただきました。絵本の中の言葉を日常生活の中で自分の言葉として使っていけるようになる、子どもの感じたことを一緒に共感し、お互いに向かい合って「生」で触れ合っていく暖かみが、人間への信頼を育てていくことになる。では、テレビやビデオとは、どう違うのか。最近は絵本がビデオになっているものもありそれを見せるのとどう違うのか。 やまもと
ゆみ(文庫委員)
初めに、「2000年は子ども読書年」ということが、国で採択された背景についてお話されました。これは今までの日本の歴史の中で初めての画期的なことだったそうです。子どもの本の出版業界の危機的な状況や子どもたちの読書離れ、子どもたちの荒れ、キレなど、様々の理由からその解決策の一つに、こどもと読書を結び付けていくという試みから、この企画が打ち出されたそうです。
小子化時代の子育ての難しさの中で、「ぎょうれつぎょうれつ」という絵本に登場するお母さんのように子どもを「待つ」ゆとり、一息いれる「間」の大切さにふれて、子育てのヒントを与えてくださいました。
また、キャベツについてきた青虫をちょうちょうに育てた親子のエピソードを通して、「はらぺこあおむし」の絵本の生きた読み方を話して下さいました。また、絵本を通して、具体的に子どもの育ちに絵本が関わる大切さを紹介されました。例えば、「おおきるなるっていうことは」の本の中から、子ども自身が大きくなるということはどういうことなのか、小さい子にはどうすればよいのかなどを知ることができるし、「そのつもり」ではそのつもりになれる想像力、言葉を幼年期に楽しいお話や読書によって沢山身につけ豊かにしていくことが大切だとお話されました。そして、どの子どもも「やねうら」つまり空想やファンタジーの世界を持っていて、それを大事に育てていくために絵本との出会いがあると話されました。
その本の出会いを作るためには、身近に本があること、しかし、それだけでは駄目で「読んであげる事が大切」であるということです。昆虫の本で有名なファーブルが一冊の本に出会った事例をあげられました。ストーブに薪が沢山入っていても、それに火をつける口火がなければ燃えない。その口火に火をつけることが、本との出会いであり本の魅力を声に乗せる人の存在なのです。
今の子どもたちには楽しいことがたくさんあり、身近で手軽に楽しめるテレビ文化があり、それはエネルギーを使わなくても楽しめる文化になってきています。一方本を読むということは、絵と文を通してイメージを作らなくてはならない「手間暇かかるもの」になってしまっているので、子どもたちにとって大変困難なことにになっているのです。その困難なことを乗り越えるために、大人の手助けが必要なのです。とお話されました。
入園当初から能登さんから聞いていることなので、このお話は「そのの親」なら納得がいきます。また、お母さんが昔カッパだったとか、月にうさぎがいるというほら話を子どもにしている作家の話では、親も遊び心とユーモアを持って子どもに接し、そんなセンスが子育てに役立つことをお話されました。これは大いに、家庭でも活用できそうなことです。
「生」の声で読むということは、子どもにとって読んでくれる人がその時間を自分の方に向いていてくれるという、うれしさがある。また、本では何度でもページを返して見たり、立ち止まったりすることができる。そこでまた親子のふれあいが生まれる。これは一方通行のビデオなどではできないことです。
子どもにとって読書はなによりも「たのしみ」なことである。大人は本を通して、そこから何か意味のあるものを受け取って欲しいと子どもに思わせがちだが、それだと教訓的で子どもに対して大きなプレッシャーになってしまう。「ああ、面白かった」で終わる「たのしみ」として出会わせることが大切である。文庫や児童館、図書館など色々な場で、絵本との出会いをし、その子どもに合った絵本を与えていくことです。
では、どんな本を選んだらいいのかというと、十人十色で難しいが、手がかりとしては、ロングセラーの本を読んでみると、なぜその本がいいのかが見えてくる。また、身近な生活や季節で選んだりするのも、手ではないか。ということでした。その文庫には、そういう本がたくさんあるので、そのの親にとってはとても良い環境であることを、幸せに思いました。 学校の図書館や公共の図書館の問題点など、私たちがあまり知らないようなことをお話してくださり、参考になりました。
最後に「童話の世界への手紙」を書いた子どものお母さんの投書は、心あたたまるお話でした。今では高校生になってしまった娘さんたちが小さい頃、童話の主人公や、動物たちにせっせとお手紙を書いて、郵便ポストにいれていたそうです。住所にはその本にでてくるいかにも、本当にありそうな住所を書いて出すのです。が、当然宛名不在で戻されてきてしまい、娘さんたちはがっかりされるのです。もう大人になってしまった娘さんたちは覚えてはいないだろうが、お母さんは今でもどこかに娘さんたちと同じようなことをしている子供たちがいるのでは、いて欲しいと。人生のほんのひととき夢の中で暮らして欲しい。というお話でした。
自分の子どももこんな夢がもてるような、本に出会ってくれるといいなあ、と思いました。
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